シアリスとは何か?

シアリスとは何か?


シアリスは一般名をタダラフィルといい、新しいタイプのED治療薬です。2007年7月31日に日本で5mg、10mg、20mgの3種類で製造販売承認を取得しました。薬値のない薬値基準未収載の薬と分類されますので、どこの医療機関を受診しても診察料から処方料まで全て保険適応外となります。シアリスの処方を受けるには保険証は必要がありません。

構造


シアリスは経口のPDE5阻害剤で、今までのED治療薬バイアグラやレビトラと違って、服用後約36時間までの効果が認められています。体内に吸収させた後は食事の影響を受けることが少ないので、患者さんのプレッシャーを軽減させるED治療の新しい選択肢として登場したお薬です。黄色で卵型をしていますが、中身は白い薬剤です。金曜日の夜に服用すると、日曜日の昼間までの長時間効果があるので「ウィークエンドピル」という愛称もあります。

販売


シアリスは2002年10月に誕生し、発売から世界100カ国以上の患者さんに愛用されています。2013年8月にはED治療薬、PDE5阻害剤としての世界中でのシェアが42%まで上昇し、世界市場の第一位になったことが発表されました。ここ日本では2005年9月に承認申請が行われ、2007年9月から販売が始まりました。2009年7月から現在まで、日本の医療機関で処方されている純正のシアリスは、製造販売元が日本イーライリリー株式会社、発売元は日本新薬株式会社です。

有効成分


シアリスの中の有効成分は「タダラフィル」です。シアリスの主成分であるタダラフィルは白色の粉末で、水に溶けない性質があります。この成分が薬の中にどのくらい含まれているかで、錠剤の呼び名が、5mg、10mg、20mgと変わります。服用後の最高血中濃度に達する時間は30分から4時間ほどで、それぞれ人によって大きな個人差があります。(参考までにバイアグラは30分から1時間半ほど、レビトラは42分から54分ほどです)個人によりますが、シアリスの服用のタイミングは、だいたい性行為の3時間くらい前がベストでしょう。

シアリスの効果


今までのED治療薬のバイアグラやレビトラは、効果の継続時間が4−6時間しかなく、その上食事の影響を受けてしまうために、患者さんは薬を服用するタイミングに気を使う必要があったり、効果継続時間を心配する方も多くいらっしゃいました。シアリスは服用後10mgの錠剤でも20−24時間、20mgで30−36時間ほどの間、性的刺激に応じて勃起機能を改善する効果が認められていて、そのうえ食事の影響も受けにくいとされています。そのため服用時のタイミングの心配や、効果が切れてしまう前に性行為を終わらせなければ、といった心配を軽減出来るのです。これは画期的な事で、シアリスの登場によってプレッシャーや焦りを感じずに、安心して受けられるED治療が可能になったのです。

適切な飲み方


シアリスの効果を最大限に体験するには、適切な飲み方を守らなくてはいけません。シアリスには5mg、10mg、20mgの3種類の錠剤があり、どれを処方するかは、患者の体調や状態を確認したうえで医師が判断します。それぞれ有効成分の量が違うので、用量によって効き目も違います。初めてシアリスを服用する患者が5mgのシアリスを処方されると、効き目が一番弱い錠剤であることで本当に効くのかと不安になるかもしれませんが、自己判断で薬の飲み方を変えると副作用などの危険があります。効き目を不安に思ったとしても、自己判断で用法用量を変えることは絶対にしてはいけません。必ず医師と相談して決めましょう。

食事に影響されない


バイアグラには、食事の影響を強く受けてしまうという弱点がありました。そこで食事からの影響を少なくしたのが、シアリスです。メーカーの発表では、シアリスは服用後、800kcalくらいまでの食事に影響されないとされています。重い食事を摂らない限り食後に服用しても効果が十分に発揮されますが、食事をしても全く影響がないというわけではなく、空腹時と比較すると効果は減ってしまいます。そのため空腹時に服用するのが一番良く効きます。もしシアリスの服用後に食事をする場合は、服用と食事の間隔が短いと薬の成分がうまく体に吸収されません。シアリスの服用の後、食事を摂るのには30分以上は間隔を空けるようにしましょう。